気候変動防ぐため「肉食べる量減らせ」=国連専門家

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気候変動防ぐため「肉食べる量減らせ」=国連専門家
2008年9月7日(日)21:30
(時事通信)【ロンドン7日AFP=時事】7日付の英紙オブザーバーによると、国連の「気候変動に関する政府間パネルIPCC)」のラジェンドラ・パチャウリ議長は、気候変動を防ぐためとして、人々に肉の消費量を減らすよう呼び掛けた。同議長自身は菜食主義者。≪写真はパチャウリ議長。5月撮影≫
 同議長はこの中で、食生活を変えることは温室効果ガスの排出抑制、家畜などの飼育に関連した環境問題の抑制に重要であると指摘。まず「肉を食べない日」を週1日設け、その後さらに消費量を減らしていくべきだと述べるとともに、問題の緊急性、短期間で抑制効果をもたらす可能性を考慮すれば、取り組むには今が絶好の機会だと訴えた。
 また同議長は「他の小規模なライフスタイルの変化」も気候変動を抑えるのに役立つと述べたが、詳細には触れなかった。
 IPCCは2007年、地球温暖化への対応を取らなければ、地球の気候システムに破局的変化が生じ、飢餓、干ばつ、風水害などを招く恐れがあると警告し、ゴア前米副大統領とともに同年のノーベル平和賞を受賞している。〔AFP=時事〕





asahi.com」 http://www.asahi.com/international/update/0908/TKY200809080055.html?ref=goo

「肉の消費減らせばCO2削減」 IPCC議長が提言
2008年9月8日10時55分
【ロンドン=土佐茂生】週1で「休肉日」をつくろう――。昨年、ノーベル平和賞を受賞した国連「気候変動に関する政府間パネルIPCC)」のパチャウリ議長は7日付の英オブザーバー紙で、牛や豚など肉の消費量を減らすことが温室効果ガスの削減に貢献すると主張した。畜産業界はさっそく「不公平に標的にされた」と反発するなど、今後波紋を呼びそうだ。

 パチャウリ氏は、牛や羊などが直接出す二酸化炭素だけでなく、牧場のための森林伐採や、肥料の生産や輸送、トラクターなどの燃料などを含めた、食肉産業全体が排出する温室効果ガスは世界の5分の1近くを占めると指摘。「各家庭で肉の消費量を半分にすると、車利用を半分に減らすよりもガス排出削減に効果的だ。食生活を見直す方が比較的簡単なはずだ」と述べた。

 パチャウリ氏はまた、英政府に対し、20年までに国民の食肉消費量を60%減らすキャンペーンの実施を求めた。

 英国の畜産業界は温室効果ガスの排出削減に大きな実績を上げている点を強調する一方、「気候変動に関する科学はまだ途上にある。菜食主義者ベジタリアン)になれば解決できるのか。問題を単純化しすぎている」と批判している。

 インド出身のパチャウリ氏は、菜食主義者








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ラジェンドラ・パチャウリ 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
ラジェンドラ・パチャウリ地球温暖化IPCCからの警告 (NHK未来への提言) (単行本)
牛が環境への最大の脅威 FAO報告
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