IQが高いと菜食者になる傾向があるらしい

「Dr.ハセの健康情報」より引用
http://d.hatena.ne.jp/Drhase/20071030

 今回、IQ(知能指数)の高い子どもは、大きくなってからベジタリアン(菜食主義者)になる傾向が強く、その結果、心血管疾患に罹るリスクが低く健康的、という報告がありましたので、お知らせします。
 これは、英国Southampton大学のMRC疫学情報センターのCatharine Gale博士らが、英医師会誌British Medical Journal(BMJ, 2006, Dec. 15, onlineedition)に報告したものです。

〜中略〜

次に、菜食主義者となった人とそうとはなかった人との、子供時代のIQ値を調べたところ、菜食主義者では明らかにIQ値が高い事が示されたそうです。
 一方、厳格な菜食とそうでない菜食者の間には、特にIQの差はみられませんでした。
 ちなみに、女性や社会的或は教育水準が高い人には、ベジタリアンが多い傾向がありますが、これらの因子について調整した後もなお、IQはベジタリアンであることと強い相関関係があったそうです。


賢い人はベジタリアンになる可能性が高い、と聞くと、自分の子ども時代のIQは考慮に入れず、なんとなく自分も賢い人の一員のように思えてくる。


そんな奇妙な自尊心は横に置いておいて、でも、IQが高いとより多くのことを考え、考えると菜食に行き着くのだ、と考えたい。

自分が選んだ、否定されることも多い菜食という道、これが正しいという確信を持っていないからこういう調査結果にすぐに飛びついて、自分を正当化する材料にしたがるのかもしれない、僕は。