ザンギ
ソイミートを使ったから揚げです。
- ソイミートを水又はダシ汁でもどす
- 軟らかくなったら水分をきる
- おろし生姜、おろしニンニク、しょうゆ、みりんを混ぜたものに漬ける
- しぼって水気を少しきって、片栗粉と小麦粉を混ぜたものにまぶす
- 油で揚げる
物心ついた時からザンギ、と呼んでいました。今ならすぐにグーグルで検索するけれど、「内地ではザンギと呼ばないらしい」という噂をはじめて聞いたときは!!!!と?????でした。
ソイミートのから揚げは、ザンギとそっくりです。
「わざわざ似せるくらいなら本物をたべればいいじゃん」という声も聞こえてきそうですが、殺す、殺さない、の違いは大きいと思う。
殺すの平気だから肉食べる、という方もいるでしょう。工場のような場所でモノとして生産・加工される動物達、糞尿の環境への影響、家畜の飼料についてなどを考えると、少なくとも僕は、肉を食べる気になれません。あ、でも、野生の動物が目の前で崖から落ちてきて死んだなら、その肉を食べることに抵抗は感じないだろうな。
菜食はしてみたいけれどなかなか肉をやめられない、という方がもしいたら、菜食のススメをおすすめします。その中の「映像がとらえた屠殺のシーン」なんかをじっくり見てからなら、肉食欲も減るのではないでしょうか。
また、「映像がとらえた屠殺のシーン」では満足(?)できない方もいるでしょう。そんな方はオグリッシュでも観ながら料理してみてはいかが?
又は、バンコクの犯罪博物館をじっくり観光したあとに外の屋台でカオマンガイを食べるってのもいいかもしれません。肉食欲の減退に大いに役立つと思いますよ。もしこれで肉をもっと食べたくなったなら、それはちょっと問題かもしれません。http://www.ogrish.com/index2.html
つまり言いたいことは、肉食者を否定する気はまったくないけれど、肉を食べるという行為がただそれだけで終わらず、殺すこととその構造の維持発展に貢献しているということに気づいたならば、今よりはもう少し菜食者が増えるだろうなあ、ということです。
菜食者が正しくて肉食者が間違えていると考えるのは、なんだか思い上がりのような気がしています。逆もそう。肉食が正しくて菜食が間違えと考えるのにも賛成はできませんね。
ブログ「肉食再考委員会」の「お肉が好きな人の為のお肉の味っぽいお肉じゃない料理ってある?」
>お肉が好きな人の為のお肉の味っぽいお肉じゃない料理<
という言い回しがおもしろい。また、そのコメントの中の
>これらの製品は長年の菜食者にはあまり人気が無いですが、肉から離れたばかりの新手の菜食者はよく食べています。<
というのにも納得。
グルテンバーガーを使ったレシピ ⇒ http://d.hatena.ne.jp/kawauso999/20060102
グルテンバーガー販売店 http://d.hatena.ne.jp/kawauso999/20051227
こんにゃくザンギ ⇒ http://d.hatena.ne.jp/kawauso999/20060226
似ている料理。「不完全ベジタリアンの料理メモ」の 「高野豆腐の竜田揚げ」
http://d.hatena.ne.jp/ptth-garden/20060102
不完全ベジタリアンの料理メモのもとネタは「MISTYCAFE ベジタリアンの食事」
http://2.csx.jp/~mistycafe/opentoh16.2/shokuji1.html#kouyadoufunotatsutaage
06/01/12追記
りょうさんの日常。にて「グルテンバーガー野菜包み♪」がおいしそう。これならタイのスイートチリソースに合いそう。
http://blog.goo.ne.jp/nail-2005/e/96a2485a674606f7ab2e012f4f71db67
06/03/06追記
「ベジタリアンの厨房」 にて 「高野豆腐のから揚げ」 が06年3月6日の日記にあり。
グルテンは入手に若干の苦労があるけれど、高野豆腐ならどこでも売っているので良いと思う。
http://vegesaras.exblog.jp/
もどき肉関連の日記は、http://d.hatena.ne.jp/kawauso999/20070124に集めてみました。