馬が怪我したら喰う ⇒ 馬が怪我したら殺す
ブログ「ここがヘンだよ肉食大国ニッポン!」内の「GIホースの悲しい現実…、食肉として売られていた過去も」を読んだ。
「livedoorスポーツ」内のニュース記事「GIホースの悲しい現実…、食肉として売られていた過去も」が紹介されている。
http://news.livedoor.com/article/detail/4397568/
現在の日本の競馬界では、レースや調教中に故障し回復の見込みがない「予後不良」という診断を下された馬には、速やかに薬物が投与されて安楽死の処分が執られる流れとなっている。しかし、故障後にすぐ薬殺処分されることなく、生きたまま業者に売られて食肉として販売されてしまったという悲劇的なGIホースが過去にいたことをご存知だろうか。
中略
このまま逃げ切り勝ちかと思われたその瞬間、ハマノパレードは前のめりに転倒、両脚を骨折してしまったのだ。
獣医の診断は予後不良。手の施しようのない致命傷である。
現在の流れなら、この後は速やかに安楽死の処置が執られるところだ。だがこの時のハマノパレードは、なんと痛みで苦しんでいる状態のまま業者に売却され、翌日になって食肉にされてしまったのである。ハマノパレードの肉は「さくら肉『本日絞め』400キログラム」という品目で、中京競馬場に程近い名古屋の食肉市場の店先に並べられたという。この事実は後日、スポーツ新聞に取り上げられ、たいへんな物議を醸すことになった。
しかし、この騒動がきっかけで故障した馬への対応・システムが見直されることになり、予後不良と診断された馬は、諸手続きが完了次第、速やかに薬殺される流れが確立。合わせて、故障を発症した競走馬については食用肉とする目的での殺処分が原則禁止となったのである。約30年前に起こった、この「ハマノパレードの悲劇」は、現在の安楽死のシステムを作る契機になったといえよう。
なんということでしょう。
食べない、とういうのはなんとなく理解できるような気がします。馬に愛着があるからで、愛着があるものは食べたくないというのは人情でしょう。
殺して食べるのはかわいそうだけれど、今は毒殺するから平気だよ!、というのが、馬を愛する競馬ファンの考え方だろうか?
毒殺するくらいなら食べる方が効率的であるように感じる。
2010年5月動画追加