意米水

kawauso9992006-06-08

ごはんを炊いたあとに底に米の残った鍋を、洗わずに水を入れてぐつぐつと加熱してみた。

そして、冷めてからメイプルシロップをいれてみた。
飲んでみた。おいしい。懐かしい味だ。 懐かしい!
マレイシアを思い出した。



「意米水=イーミースイ」はマレイシアの中国系の食堂においてある飲み物。僕の発音が悪くてイーミースイで通じない時は、「パリウォーター」と言えばでてきた。僕にこの飲み物を教えてくれたチャイニーズマレイシアンは、「pali watter]と教えてくれたけれど、今、気になってネットを調べてみるとhttp://cariso-food.blogspot.com/では、「意米水 (Barli Drink)」となっている。いやー、彼は発音が悪かったからなー。


中国にもあるのかないのかは不明。僕は中国には1ヶ月くらいしかいなかったけれど、その間には見なかった。


白濁している半透明。コップに入ってくる。冷たいのと暖かいのが選べる。甘い。麦飯のようなつぶつぶが底に沈んでいて、ストローで吸うとズビッズババッと音を立ててひっかりながら口に入る。
ぶくぶくする飲み物http://d.hatena.ne.jp/kawauso999/20060429)に見た目は似ていなくもない。


〜〜 ネット探索中  〜 〜


今、ネットを漂ってみたら、知らなかったことがいくつもわかった。ネットって便利だ。



まず、レモン味のレシピをみつけた。レモン味なんて初耳。
⇒ http://www.realms-of-arcady.co.uk/recipes/recipe_093.html


「おいしいマレーシアいろいろ」というブログでは意米水以外にもレシピがあり長年の謎が解けた。ありがとう。
⇒ http://diary.jp.aol.com/applet/rfrdr9ku5fk7/20050310/archive


あと、「幻想城市」にも、ライムをいれるとか、冬瓜の砂糖煮をいれるとか、なるほど。
⇒ http://homepage2.nifty.com/zhizhi/words/words_travel1.htm


「掌上灵通」では、意米水に美白作用があるとかいてあるみたい。
可以はcanだから、「意米水有美白作用,薏仁则可以健脾止泻,轻身益气,还可以洗脸。。。。。。去疤和美白作用。。。。」 は、「美白作用があり、脾臓を健やかにして下痢を止める、身を軽くして気に良い、顔を洗うとできものをとって美白になる」とかいう意味だろう、たぶん。中国語好きで漢方ライフの愛読者なのでなんとなくわかった。
⇒ http://life.linktone.com/she/beauty/1200062406.shtml




必ずしも本場の味である必要はない。なべ底にこびりついた米がもったいない、という動機で十分。

  • こびりつき鍋に水を足して加熱
  • 冷めてから甘さを加える


日本人の新しい飲み物として皆さんもどうぞ。

ん? もしかして、炊飯ジャーって底にこびりつかない? うちにはジャーがないのでよくわからないのです。そういえば実家のジャーはいつも底がきれいだったような・・・




意米水っぽい飲み物、チャンっぽい飲み物を自宅で飲めるようになった今、次に飲みたいのはトゥンバ。
トゥンバ飲みたい、トゥンバ飲みたい、トゥンバ飲みたい、トゥンバ飲みたい・・・

検索してみよう・・・


〜〜 グーグル検索中 〜〜


でかい写真みつけた。 http://tonyjsp.cool.ne.jp/nepal/food/17.html
そうそうこれこれ、これがうまい。あれ? トゥンバの粒って黍(きび)だったんだ? ネパール人が「millet」って言っていたから粟だとばっかり思っていた。今日は長い間の誤解がふたつも解けた。どっちにしても、粟と黍の違いはわからないのだけれど、まあ、米と麦、カシューナッツとピーナッツ、枝豆とヒヨコ豆が違うようなものだろう。


うわっ、みつけた。つくりかたが書いてある。 http://bishalpath.blog53.fc2.com/blog-entry-66.html
しかも簡単っぽい。問題は原料の入手か。シコクビエなんてどこで売っているんだろう? 身近なネパール人に聞いてみよう。トゥンバのジョッキとストローも入手できないか聞いてみよう。





2006/06/09追記

マレイシアつながりで

カチャンプル ⇒ http://d.hatena.ne.jp/kawauso999/20051111/p1
白いカチャンプル ⇒ http://d.hatena.ne.jp/kawauso999/20051122



2006/09/14追記
http://ilovepeta.exblog.jp/d2006-09-13 で紹介されました。