ビーガンになってから、この世界が異国の様に感じる。  (オルフェ)


と、ブログ「蚤とダイエット 」で紹介されていた。
http://plaza.rakuten.co.jp/healthycyuunen/diary/200601120000/


前後の文は知らないけれど、その気持ちは理解できる気がする。オルフェってどこの国の人だろうか。

僕の場合はベーガン(ダイエタリー)になってからではなくて、もっと前からそう感じていた。異国と感じるのは、異国でない反対の何かも存在するはずで、それは同一文化を共有している同胞達と共有するもの。高校野球で出身県の高校を応援したり、オリンピックやらで同国人ばっかり応援したりするのも、そんなところからくる感情の発露といえるだろう。

上の日本語では言いたいことがうまく表現できていない。

つまり、異国の反対語は同国で、共通の理解や認識が基本となっている人々で構成された団体の中に自分も身を置いているいる。その中に浸かって皆と同じことをしていれば、自分の行動をいちいち説明する必要もなくて、質問攻めでうんざりすることも、変人として白い目で見られることもない。

先日友人がこんな話を聞いたと教えてくれた。 「自分が変わっている人であるという認識はしておいたほうがいい。コンビニでしゃがむようになったら要注意」 と。普通の人が求める商品は手に取りやすい場所に置くことを戦略として徹底しているのがコンビニなので、しゃがむ、ということは普通の人が購入するものとは違うものを探しているという意味なのだろう。確かに、自分が日本社会で一般的である感覚や認識を採用していない、ということを理解するのは、彼らと共存する上で大切なことだと思う。ただ、だから普通であろう、と考える必要がないことは、後に続くであろう若く迷いがちな菜食初心者の方々に(だけ)お伝えしたい。



06/01/13追記
オルフェさんは外国の偉人ではなくて、日本人女性でスポーツインストラクターを生業としている方であると、蚤とダイエットの為谷邦男 さんから教えていただいた。