「放射性ストロンチウムを検出=原発30キロ外、福島6市町村−文科省」
3月16、17日に採取したのに発表は、4月12日。
今日時点での発表を信じて基準値以内だと安心していても、一ヶ月後に、「実はあの時ダメでした・・・」、となるのだろうか。なるだろう。
「時事ドットコム」 > 「社会」 > 「放射性ストロンチウムを検出=原発30キロ外、福島6市町村−文科省」
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2011041300018
福島第1原発の事故で、文部科学省は12日、福島県でサンプル調査をした結果、土壌と植物から放射性ストロンチウム89と90が検出されたと発表した。同省によると、事故をめぐりストロンチウムが検出されたのは初。
同省は3月16〜17日、第1原発の30キロ圏からやや外にある福島県浪江町の2カ所と飯舘村の1カ所で採取した土壌を分析。1キロ当たりストロンチウム89が最大260ベクレル、同90が最大32ベクレルだった。
大玉村、本宮市、小野町、西郷村で19日に採取された植物も分析。1キロ当たりストロンチウム89が最大61ベクレル、同90が最大5.9ベクレルだった。サンプルの植物は食用野菜ではないという。
ストロンチウムは、カルシウムと似た性質を持ち、人体に入ると骨に沈着し、骨髄腫や造血器に障害を引き起こす恐れがある。ストロンチウム90は半減期が約29年と長く、過去の核実験の際に飛散し問題となった。同89は半減期が約50日。(2011/04/13-00:48)