3日目

そのままフォーシーズンズホテルに宿泊した。
朝食前に1時間半ほど、子供一人と周辺を散歩。
観光地を巡るのではなく、人が住んでいるところを歩くのが旅だと僕は思っていて、今回のスケジュールビッチリの東京行の中でもなんとか子供に旅を感じさせたいと思っていたので。
子供が驚いたこと
・小学校の全校生徒が少ない。
・小学校の校庭が人工芝。
・マンホールの絵柄が札幌と違う。
・ミカンが木に生っている。
・道路が狭く、手を広げられないような道もある。
・蜘蛛、こんな蜘蛛みたことない。
・ホームレス、初めてみた。
・お父さんがホームレスに温かい飲み物をあげた。お父さん優しい。
・お寺に関係者以外立ち入り禁止の看板があった
・みたことのないコンビニ発見
・琵琶の木が街路樹としてあること。(いつも琵琶の葉を使うけれど買ったものだから)


妻が事前にホテルに問い合わせて、「Veganへの対応は可能」と回答をいただいていたので安心してホテル内の和食の店へ。
混んでいるので対応にはとても時間がかかる、とのこと。
「対応可能」なのは「事前に連絡すれば対応可能」、という意味だったらしい。

イタリア料理であればすぐに対応できますと、案内していただいた。
イタリア料理 イル・テアトロ。

どの料理が食べられるのか、どんな料理が食べられますかとのやりとりの最中に、なんだか違和感を感じてしまったのは、初めに行った和食の店で、「他に何か食べられないものはありますか?」との質問に、「必ずではないけれどアミノ酸は避けています。ホテルでは使わないですよね。」と答えたのが伝わっていたからだと途中でわかった。
こちらは科学調味料の意味でアミノ酸と話したのだけれど、先方は、栄養成分?としてのアミノ酸だと受け取ったのだとのこと。これは僕の言い方が悪かった。市販の食品の原材料欄にはアミノ酸と書かれているので当たり前だと思い込んでいたが、原材料欄をじっくり見てから買うという習慣がある人は少ない。今後は気をつけよう。

きれいに盛りつけられた果物。
ばくばく、ではなくゆっくりと落ち着いて食べられる盛りつけと店の雰囲気だったので、この量で空腹が満たされた。


フォッカチャ。又はフォカッチャ?
どちらかわからないけれど初めて食べたもの。牛乳も使っていませんと給仕してくれたので安心。これはおいしい。ぜひ家でもつくりたい。



温かい野菜。プレートも温かい。
僕にはこのような盛りつけはできないな、と食べながら考えていたが、書いている今思うに、写真をみながら真似して調理すれば、そのうち自分のものになるではないか。

食後にお礼を伝える際、少しお話した。イル・テアトロでは外国人客も多く、その中にはベジタリアンもいるので、いつも対応はしているとのこと。いつ行ってもすぐに対応でき、それに慣れているというのは菜食者にとって実に安心。常に勉強したいからと、デヴァデヴァカフェの場所(普段はどんなものを食べますかと聞かれたときに、写真をみせたので)を聞いてくれたのが嬉しかった。感じいいなあ。


3日目昼はつくばエクスプレスに乗るため秋葉原へ。
秋葉原といえば、ちゃぶとん。

スピルリナの野菜系ラーメンはきっとVeganOKだと思う、ので食べた。(違うという情報があったらせひ教えてください。)
ラーメン屋でラーメンを食べられる日が来るなんてwwwww
スピルリナの野菜系らーめん⇒http://d.hatena.ne.jp/kawauso999/20091030

子供たちはとんこつのラーメンを食べた。親の菜食に影響されずマイペース。それぞれ自分の意思をしっかり持っているので強制はできない。
結婚披露宴でも、家では(めったに)食べられないからと肉をたくさん食べていた。


そして完食。
ちゃぶやのこの味はどうやってだすのかちょっと想像もできない。僕が自分でつくるラーメンもとてもおいしいのだけれど、やはり、自分では作れない味を食べるのは楽しく、またちゃぶやに来たいと思った。



スターバックスで珈琲、つくば駅にて


3日目夜は友人宅に宿泊。
友人というか、ほとんど家族のように互いに感じている。親友を通り越して家族と思える人がいるのは幸せだ。会話は全て英語。

彼の妻はフィリピン人。フィリピン料理でも彼女の知っている料理の中にもベジタリアンの食べられるものは無く、しかも僕はインド料理大好きなので、夫の方が故郷の南インド料理をつくってくれた。
サンバルと、ココナツのカレーと、アチャール。調理工程もばっちりxdカードに収めた。
米はインド産のバスマティライス。良い香り。タイの香り米よりも長い気がする。
腹いっぱいでも食べるのを止めることができなかった。おいしい。ココナツカレー大好き。
札幌にもインド料理店はいくつもあるけれど、このカレーは食べられないよと言うと、インド料理店は北インド料理だからね、と答えた。魚を使うともっとおいしいカレーがたくさんあるとのこと。