2日目

朝食は昨夜食べずにとっておいた黒ゴマプリン。プリンうまい。
それと、札幌から持ってきた大豆ご飯。
大豆ご飯は塩と大豆と米だけのシンプル味(園のミニバザーで購入)。




昼は三鷹付近にいたので、吉祥寺まで歩いてデヴァデヴァカフェへ。
キッショウジと読むのだと思っていたが、キチジョウジと読むらしい。キッショウジでは変換されない。
デヴァデヴァの場所は少々わかりづらく、携帯のGPS機能に頼った。


Pizza(Vegan仕様)。チーズではないチーズ風と、ソーセージではないソイセージ。
子供たちが喜んで食べていた。
「コノハッパタベルンデショ?」と4歳が聞きながらしかし、既に口に運んでいた。
考えてみると、たまに食べない葉っぱが料理に乗せられているアレは何なんだろう?
刺身のツマの大根とか、食べずに捨てるなんてとんでもないよなあと、4歳の質問に再考。



ヨギバーガー。
偽肉部分がもう少しジューシーであったらいいなとも思ったが、そうすると健康志向のベジにとっては油っぽいということになるだろうから、「ヨギ」の名を冠するバーガーはこのくらいでちょうどいいのだろう。おいしくて楽しい。



グラタンとサラダ。これもVegan仕様でお願いした。
出てくるの遅い遅いと待っていた子供の頼んだ料理だったので、せかされて写真はピンボケ。
家でたまに妻が作ってくれるグラタンとは違った味だったが、何がどう違うのかを表現することができない。
どうやってつくるんだろう、この味。何度も通って食べてみたい。
自分ではつくることのできない味を楽しめるのが外食の喜び。

上にも書いたが、おいしくて楽しくなるのがデヴァデヴァの料理だった。子供たちも楽しんで食べているように見えた。
サラダのドレッシングもおいしかったなあ。


夜はFourSeasonsHotelの結婚式で、ビュッフェスタイル。

新婦とまず打ち合わせて事前に妻が披露宴担当者に電話をかけてくれた。
格式高いホテルなのだから当然にVegan対応してくれることだろう、というこちらの思惑は外れて、ビュッフェだから個別の対応はできない、という回答だったとのこと。とても意外。
もっともっと料金の安い札幌のホテルだって対応してくれているのに一体どういうこと?、というのが感想。
しかし、できないというものを無理にしてもらうのもまた心外なので、諦めていた。
食べられたものは、

果物。

イモ。オリーブオイルと塩とローズマリーで調理、と教えていただいた。

茶そば。
蕎麦に動物は入らないだろうから確認は省略。ツユは当然カツオ入りだろうから、塩を貸してもらってかけた(大皿の蕎麦を自分で器に入れ、ツユもポットのものを別に自分でかける、というものだったので、麺はツユに汚染されていなかった)。
それと薬味。
そばの薬味はネギだけだったので、他の料理の前に置いてあったものを。

ゴボウ巻きとカッパ巻きもあった。
ゴボウ巻きにはカツオが使われているとのこと。
カッパ巻きは一緒に巻かれている梅にも動物材料が入っていないと教えていただいたが、寿司桶の中で魚の寿司とくっついて並んでいたので食べる気になれなかった。

料理の原材料をいくつか質問している時にホテルの方が僕の菜食主義を知り、急いで何かつくりましょう、と言ってくれた。
あれ?、と疑問が。
ホテル内でも調理する人、給仕する人は、菜食への対応にとても積極的に見えた。親切に聞いてくださり、すぐに対応しましょうという姿勢は初めに僕と妻が想像していたまさにそれだった。カッコイイ。
つまりたぶん、予め電話して菜食対応した婚礼係の人が独断・・・・・と書きながらやはりおかしい、と妻に会話の一部始終を聞いてみたところ、妻の交渉の運び方が下手だったのだとわかった。
立派なホテルだからもっと親切に対応するべきで、しかも「ハア?ベジタリアン?」「ビュッフェで対応できるわけないでしょう」、とは言っていないけれどそのように馬鹿にするような感じ、印象であったと妻は言っているので、何というか互いの折り合いが悪かったのだろう。たぶん。
妻の交渉力の今後の成長(未熟なわけではない)を見守りたいところだけれど、とりあえず飲食店に菜食対応をお願いするのは今度から必ず僕が自分ですることにしよう。

今回は失敗したけれど、フォーシーズンズホテルでの披露宴(ビュッフェ)でもきっとVegan対応してくれることだろう、というのが今回の感触。