チベット人死刑犯解放要請署名運動 チベットNOW@ルンタ

チベットNOW@ルンタ
2009年04月09日
チベット人死刑犯解放要請署名運動/ウイグル人2人4000人の前で公開死刑裁判
http://blog.livedoor.jp/rftibet/archives/51188697.html

今日は停電が長くて仕事?になりませんでした。

家はだめだと、ルンタ・レストランに来て書き始めたら、、、また停電です。
このところ嵐が続いて電線が切れるのです。

昨日お知らせした「ラサで2人(4人)に死刑判決」のニュースに素早く反応したSFTが彼らの解放を求める署名運動を始められました。
みなさん署名・その他お願いします!

以下、eli wakamatsu さんからのお知らせメールです。

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緊急要請です。

4月8日付けで中国はチベット人2人Lobsang Gyaltsen さんと Loyakさんを昨年春の動乱に加担したという罪で死刑宣告しました。
他の2名 Phuntsokさんと Kangtsukさんも2年の執行猶予付きで死刑と宣告されました。

SFTが緊急アクションとして、署名嘆願をこちらで始めました。
http://actionnetwork.org/campaign/stoptheexecutions/

モット、出来るなら、上記ページのひな形を使って以下の
住所まで郵送、ファックス、電話!!!

死なせてなるものか。。です。

とにかく、大声をあげてがんがん中国政府に届けましょう。
取り急ぎ、お知らせまでですが、またのちほど詳しい報告を指せていた
だきます。

よろしくおねがいします。

Ministry of Justice
Minister: Wu Aiying
No.10 Chaoyangmen Nandajie, Chaoyang District
Beijing 100020, China
Tel: +86 10 8313 9065
Tel: +86 10 6520 6706
Fax: +86 10 8313 9051
Fax: +86 10 6529 2345

Ministry of Foreign Affairs
Minister: Yang Jiechi
No. 2 Chaoyangmen Nandajie, Chaoyang District
Beijing 100701, China
Tel: +86 10 6596 1114
Tel: +86 10 6596 3100

Supreme People's Procuratorate
Tel: +86 10 6525 2000
Tel: +86 10 6559 2000

LHASAラサ:

Secretary of the Chairman of the Tibet Autonomous Region (TAR)
Tel: +86 89 1632 5889

TAR People's Government
Tel: +86 89 1633 2067

TAR People's Congress
Tel: +86 89 1683 2423

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以下、毎日新聞の記事ですが、
中国はウイグルでは4000人を集めて見せしめ死刑判決を行い刑場に連れて行ったとか。その場で銃殺刑に処するのは流石にやめたようですが、このままだとまた復活しそうです。


中国:新疆での五輪テロ ウイグル族2人に死刑執行 - 毎日jp(毎日新聞)
http://mainichi.jp/select/world/news/20090410k0000m030069000c.html


 【北京・浦松丈二】新華社通信によると、昨年8月の北京五輪直前に新疆ウイグル自治区カシュガル武装警察部隊が襲撃され、17人が殺害された五輪テロ事件で9日、死刑判決が確定したウイグル族男性2人が処刑された。

 中国では8日にもチベット自治区ラサの暴動で被告4人に死刑判決を言い渡したばかり。中国当局は民族自治区でのテロや暴動に厳罰で臨む姿勢を示している。

 ウイグル族2人の処刑は、カシュガル市民スタジアムに市民約4000人を集めた「宣告大会」で死刑判決が改めて言い渡された後、刑場に送られたという。

 昨年12月のカシュガル地区中級人民法院(地裁)の1審判決で「北京五輪を妨害するためのテロ攻撃だった」と認定していた。

毎日新聞 2009年4月9日 20時16分

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それにしても気になるのは、2人(4人)の死刑判決を伝える日本の新聞は、ほぼ中国の発表のままですね。
少しはこのころはましになったと感じるのですが、、、
これでは、普通の人たちはただの犯罪人を処刑したぐらいにしか、思わないでしょう。
何時になったらBBCのように「異なるバージョン」をちゃんと知らせるようになるのでしょうか?

同じ事件についてのイギリスのガーディアン紙の報道も紹介されている。http://blog.livedoor.jp/rftibet/archives/51188859.html
日本の報道の偏りはなんとかならないものだろうか。