ヒヨコ豆が発根中

kawauso9992007-06-02

発芽ヒヨコ豆を目指して  まず根が出た


この状態で生食してもおいしいことが判明。
水をとりかえながら何粒も何粒も試食・・・、とまらない。


乾燥した状態の豆はなんのためらいもなく食べているのに、発根して命が育つ姿を見せるこの発根豆を食べるのには気が引ける。
「植物だって生きてるじゃないか」という、肉食至上主義者が菜食者に向ける言葉を思い出す。そう、植物だって生きている。




と、ここで書き終わっては、ここだけ読む肉食至上主義者に、それみたことか、と思われてしまうので、もう少し書いてみよう。

肉を食うには、殺す前にまず動物を育てなければいけません。
人間が食用にしている畜産動物って草食動物ですね。
動物を養うために大量の植物をつぎ込んでいます。
つぎ込んだ植物と同じ量の肉を食べることができるのではなく、かなりのロスがあります。
つまり、肉を経由して植物を大量に消費するよりは、動物を経由させないで直接植物を食べるほうが、殺す命の総量がかなり少なくて済む。
動物たちを殺さず、奪う植物の命も少ない、これが菜食ですよ。


ついでにもう1つ、豚や牛や鶏の糞尿による汚染という問題もあります。
野積みされた鶏糞が雨で地下に浸透して地下水を汚染するだけでなく、地下を通って近隣の河川まで臭くしてしまったり、もっと単純に、牛糞が直接川に流れたり。
川は大地にとって血管のようなものです。地上にしか住めない人間にとって、きれいな川を保つことは本当に大切なことで、川を汚すことは自分の身を汚すのと同じことです。


油は下水に流さない、台所の排水口になるべく細かい網を使う、ゴルフをしない、肉を食べない、ウォシャー液を薄める、流せるおトイレシートは流さない、野糞は川から離れてなどなど、どのくらいの効果があるかはわからないけれども、気持ちとして、流れる水に敬意を払うということを忘れずにいたい。



追記
chizuさんからの情報:You Tubeに、”Al Gore ignores eating meat global warming” http://www.youtube.com/watch?v=VwkbDubF2qM




発芽ヒヨコ豆 ⇒ http://d.hatena.ne.jp/kawauso999/20070606