アイヌねぎのつぼみ
最近はアイヌねぎと呼ばずにヒトピロと札をつけられて売られることの多い行者ニンニク。
植えてから、今年で5年目くらいだろうか。
一昨年くらいから花を咲かすようになってくれた。
成長にとても時間がかかるこのアイヌねぎ、種から成長して収穫までに5〜7年ほどかかるという。
僕のアイヌねぎ達も、少しずつ増えてきているように見える。
種が落ち、新しく生まれた子達が数年をかけて成長してまた実を結ぶ、このサイクルをこれからも見守って生きたい。
食べるために植えたのに今では食べる気ゼロ。
牛や豚を食べるのは平気だけど猫は食べない人と同じような感情かもしれない。他の草は平気で食べるけれど、愛情を注いでいる草は食べるのに気がひける。
そういえば、種や芽を食べるのにもなんとなく後ろめたさがある。
これから育つ、大きな可能性を秘めた者達の命を奪うことをしたくないという感情がある。
いやいや、種からじゃんじゃん増えるであろう数年後には食べるでしょう。
タンボロッジの行者にんにく ⇒ http://tambo1.sblo.jp/article/3892791.html