カルビーとアミノ酸

日本人の舌に、子供の頃からアミノ酸の味をしみこませてやろうと画策していたかどうかはわからないけれど、実際はそうしていたカルビーに変化があった。

ポテトチップスのうすしお味の原材料表記からアミノ酸が消えた。
どうしてだろう？
トップバリューに負けるから？

旧原材料：じゃがいも（遺伝子組換えでな）、植物油、食塩、デキストリン、こんぶエキスパウダー、コーンスターチ、酵母エキスパウダー、調味料（アミノ酸等）

新原材料：じゃがいも（遺伝子組換えでない）、植物油、食塩、こんぶエキスパウダー

食育なんかにも手を出しているカルビー、こどもに原材料の説明をするときにアミノ酸の粉を正直に見せるのか？、と思っていたところこの商品改定。

でも、のりしお味にはカツオエキスが追加されていた。

実は、「こんぶエキスパウダーにアミノ酸が含まれているけれど、原料表記のルール上は加工食品を使った場合に細かい材料まで書かなくていいというルールがあるから、印象の悪いアミノ酸は表記から消してしまおう」、という消費者騙しの陰謀だったりして。

http://d.hatena.ne.jp/kawauso999/20070228 にて、陰謀説が杞憂であったことがわかった。