ネパリカナ

kawauso9992007-02-22

ネパリかな?、ではなく、カナは「食べる」「料理」の意。
ネパリカナ=ネパール料理


友人(ネパリ)がダルバート、タルカリ、パパド、ひよこ豆カレーをつくって持ってきてくれた。
僕にとっては久々の本場の味を堪能させてもらった。


こちらで出したのは、グルテン唐揚、ダルバート、ニンニク油かけサラダ。
食後に豆乳チャイ。


グルテン唐揚をみてびっくりしていた。肉と変わらずおいしいことに驚くのは日本人と同じ反応なのだけれど、今回こちらも驚かされたのは、ネパールにもほとんどまったく同じ乾燥偽肉(マショウラー)があるということ。揚げることはせず煮込みに使うらしい。



ネパールにもたくさんの菜食者がいるそうだ。


そういえば菜食者でない人たちも毎日毎食ダルバートを食べていたから、動物を食べる機会は少ないのだろう。

少ない、と言う言葉を使ったのは標準日本人と比較してのこと。
ネパール人を基準に考えると、日本人は肉をたくさん食べている、ということになる。


毎日毎食、どの食事にも動物の死体が混ざっている状況が普通になってしまっている今の日本。
日本海の向こうを知らない日本人は、菜食者は変人だと単純に思ってしまうかもしれない。
比べる対象をどこにしぼるかで、どちらがおかしいか、は変わってくる。
例えば長い日本の歴史を考えた時に、こんなに動物の死体と汚染された食べ物を摂取し続ける現代人はとてもおかしい。


しかし、何かと比較して変だとか変ではない、というのを自分の行動や価値観の選択基準にするのではなく、それがどうなのか、という本質で物事を捉えていきたい。
僕の脳では本質を捉えるなんてできないのだけれど、まあ、自分の脳力なりに、ということで。



ダルバートとは・・・
ダル=豆、バート=米、つまり豆飯。

ダルバートのつくりかた
簡単に ⇒ http://d.hatena.ne.jp/kawauso999/20051102
もうひと手間 ⇒ http://d.hatena.ne.jp/kawauso999/20051103
同じ豆でベンガル味に ⇒ http://d.hatena.ne.jp/kawauso999/20060510