ウシを殺し、ネットで写真公開・・・有罪判決？
「ネコを踏み殺し、ネットで写真公開…無職男に有罪判決」は、ヨミウリオンラインの記事。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070208i413.htm
作家が生まれた子猫を崖から落として非難をうけたのも記憶に新しい。
http://www.j-cast.com/2006/08/21002622.html（Ｊｃａｓｔニュース）
じゃあこれらは？
奈良県 http://www.pref.nara.jp/syokuhin/syokuhin/shokuniku/kensa.htm
家畜改良センター http://www.nlbc.go.jp/topics/K1gyoumu/0207/bse_shibougyuu.htm
網走支庁 http://www.abashiri.pref.hokkaido.lg.jp/hf/hfc/hmskn/shokunikukensa.htm
ユーコープ事業連合 http://ucoop-tr.comway.co.jp/pork/charmy/iwate/iwate.html
長野県上田食肉衛生検査所 http://www.pref.nagano.jp/xeisei/uedasyokuken/toriken.htm
西興部村猟苦管理協会 http://www.vill.nishiokoppe.hokkaido.jp/Villager/Ryouku/20051001.htm
食べるから無罪ですね。
食べないのに殺したら有罪で、食べるために殺しても無罪という理屈だと思う。
生きるために肉を食べる、という理屈は間違えではないかもしれませんが、正しくもないと僕は思います。肉は食べなくても健康に生きていけるから。むしろ、食べない方が健康でいられると思う。
肉は必需品ではなくて嗜好品では？
↓
生きるためにというよりは、楽しむために食べる。
↓
食べるということは殺すということ（自分の手は汚さない）。
つまり、肉を食べる ＝ 肉の需要を拡大 ＝ 動物を殺す
僕は殺された動物の死体を食べないけれど、他人が、殺した動物の死体を食べる行為を否定しません。
食べない方がいいのになー、とは思うけれど、「皆さん食べるのはやめなさい！」とは言わない。
牛やら豚を毎日食べている人が、猫殺しする人を非難しいているのを見ると？？で、さらに有罪判決となると、謎はもっと深まる。
あ、http://www.pref.nara.jp/syokuhin/syokuhin/shokuniku/kensa.htmに、「異常と判断した家畜はと殺を禁止します。」、とある。
と殺を禁止された牛はその後どうなる？
平和な牧場で余生を全うする？
ドッグフードになるか、焼却されるか、そんなところだろうか。
「異常と判断した内臓は、病気の種類や程度によって、部分的または全部について廃棄します。」、ともある。
殺したのに食べないとなると、猫殺し有罪の人とそう変わらないような気もするが、でも、肉食者の視点からは大きく違うのだろう。
僕のこの？？？は、多くの人には理解できないだろう。
変なことを言う奴だ、と思われるだろう。
そこで今日は普通の皆さんに、変人の僕の？？？をお裾分けしてみたい。
こういう疑問だったらどお？
ネコ殺しで有罪判決を受けた男が実は、ネコではなく牛を殺してネットで公開していたら？、と。
- 食わずに捨てれば有罪だろうか？
- ネコではなくてウシだから無罪だろうか？
- 殺した後に牛ステーキにして食えば無罪だろうか？
- ネコを殺してもその後で食えば無罪だろうか？
- ネコを殺して、食わなくても皮を剥いで毛皮にすれば無罪だろうか？
- 生きたまま皮を剥いで毛皮をつくって売れば無罪だったろうか？
- 現実に数多くあると殺業者が残酷に食肉をと殺していたら有罪？
- 自分で殺したのではなく、肉屋で買った牛肉（＝牛の死体）を食べずに痛めつけて捨てる動画をネットで配信したら有罪？
- 空腹を満たすためではなく、大食いコンテストなど娯楽のために死体を食べたら有罪？
と、ここまで書いても、実際に動物が人間の手で殺される姿を見たことの無い人の心には、届かないかもしれない。
「ファー」が、死んだ、或は生きたままの動物から剥がれた皮だということを知ろうとしない人にも届かない。
有罪判決に反対ではなく、ネコ殺しに賛成でもなく、日本人の肉食への攻撃でもなく、ただただ？？？なのです。
法律のどの部分に触れるかという疑問ではなく、ネコ虐殺とウシ虐殺に肉食者が抱く嫌悪感の出どころ、に？？？。
そして、革靴をはいている僕が牛を食べる人を冷ややかな目で見ることにも？？？。
犬を殺したいとき につづく
