インド家庭料理ナンディ 真栄414番地1 電話:011-885-2733

19年9月から一時閉店

久々に外食してきました。食べたのはサブナムカリー。玉ネギとカシューナッツベースの野菜いっぱいカレーです。ベジタリアン向けのメニューは下記3つで、各735円。ライスは別料金。


Aloo Gobhi (あるーごびー) じやがいもとカリフラワーのトマトベースカリー
Chana Masala (チャナマサラ) がるばんぞー豆(ひよこ)をぼっくり煮込んだ豆カリー
Shabnam Curry (さぶなむ)  カシューナッツベースの野菜いっぱいカレー


注文する前にストリクトヴェジタリアンであることを伝えると、上手な日本語で、大丈夫ですよ安心して食べてくださいと言ってくれました。ノーマルでバターとミルクを使っていないのか、又は今回特別に抜いてくれたのかを聞くのは忘れてしまいました。僕の他にも菜食のお客はくるとのことだったので、安心して落ち着いて食べられるお店がひとつ増えました。 「北のマサラ」さんに、バスでの行き方が紹介されています。



そんな人がここを読むかという疑問は忘れて、菜食をよく知らない方のために説明しますと、今の日本には、動物を含まない食品がとても少ない。それで菜食者はいつも苦労しています。買い物は、原材料をよく読んで棚に戻し、また読んでまた戻し、の繰り返し。外食する時もそうです。「肉も魚も卵も牛乳もはちみつも、とにかく動物性のものを食べないヴェジタリアンですが何か菜食者向けのメニューはありますか?」といった趣旨のことをいちいち説明することのなんと面倒くさいこと。そして努力が報われることは少ない。菜食者向けのメニューなんて用意している店がいったいどこにありますか? カレーを食べたくても、ほとんど全ての店ではスープのダシに肉を使っているようです。肉を使わなくても牛乳・バターは使われている。もういちいち聞くのも疲れました。どうせ使っているからカレーは外で食えないと思っていました。仕事でたまたまこの店の前を通り、看板に「インド家庭料理」の文字を見たときに、もしかして、と思いました。まだ菜食でなかった頃の僕がインドでごちそうになった家庭料理には肉が入っていないことがけっこうあったのを思い出したから。そんな訳で、ナンディとの出会いは僕にとってとても貴重なんですよ。たぶん、札幌に住む他のVegan達にとってもそうなのではないかと、そう考えてここに書いています。


19年9月から一時閉店