聖地チベット ポタラ宮と天空の至宝

職場の人が、私観に行くんだけどこんなの興味あるんじゃない?、と教えてくれた、「聖地チベット ポタラ宮と天空の至宝」(北海道立近代美術館http://www.aurora-net.or.jp/art/dokinbi/exhi/special/09/tibet.html
それを所有しているのが中国政府であれば、それは略奪品では?、という会話をしていた。

チベットNOW@ルンタを読んで納得。http://blog.livedoor.jp/rftibet/archives/51232670.html

以下は「チベット我が祖国」の中で法王自身が語られるノルブリンカ脱出直前の状況だ。

「絶対必要なもの以外は、何も持って出る時間的余裕がなかった。私たちは夜明け前にラサから充分に遠ざかっていなければならなかったのである。閣僚たちは、私の役所の印璽と内閣の印鑑を、それから、たまたまノルブリンカ離宮にあった若干の文書類を持った。国家関係の公文書の大部分は、内閣の政庁、またはポタラ宮殿にあった。それらは放棄せねばならなかった。私たちのあらゆる個人的な持ち物もまた同様に放棄せねばならなかった。私が持参できたものと言えば、ラマ法衣の着替え一、二枚だけであった。私たちは、資金を持ち出すために国庫に行くことはできなかったし、また、私が継承した測り知れないほどの財産である宝石や財宝を持ち出すためポタラ宮殿に行くこともできなかった」


聖地チベット-ポタラ宮と天空の至宝-」展に抗議する国際連盟