我が子は菜食を強要されていなかった

kawauso9992009-05-22

オーサワジャパンのカレールウで、妻がカレーをつくってくれた。
自分で作るスパイスのカレーとは全く違う味で、子供の頃から食べ慣れているこのルウカレーの味は、たまに食べると楽しい。

学校の給食では肉汁入りのルーカレーも食べる子供に、学校の動物入りと家の植物カレーはどう違ってどちらがおいしいか聞いてみた。

「えっとー、学校のは肉ってかんじでー、家のは野菜の味、ってかんじ。どっちもおいしい。」

と、もう少し読書が必要だと感じさせる回答だったが、その後に、

「○○*1ベジタリアンで本当によかった。だってどっちのおいしさも食べられるもん。学校の友達は肉の食べ物の味しかしらないしょ。」

と続けて話した言葉は父を感動させた。
http://d.hatena.ne.jp/kawauso999/20070817 にもそんなやりとりがあったが、肉食を標準と考える人たちの言うように、僕は肉を食べたい子供を無理やり僕の菜食につきあわせているのではないか、という不安が少しあったのだけれど、子供はもっとニュートラルに捉えているようだ。単に中立というだけでなく、どちらも知っていることを「得している」と考えていることが初めてわかった。
僕のつくる菜食料理をおいしいおいしいと食べ、料理屋になったらいい、とまで言ってくれる我が子に、もっともっとおいしい食べ物を食べさせてあげたい。





【原材料】小麦粉(国内産)、有機パーム油、メープルシュガー、ピーナッツペースト、伯方の塩、カレー粉、酵母エキス、オニオンパウダー・ガーリックパウダー、麦芽エキス

*1:=父の名。お父さんとかパパではなく、呼び捨てで呼ばせている。