ファー
ファーに対して、「かわいい」と感じる人たちと、「かわいそう」と感じる人たちがいる。
毛皮の服を纏うことに、「誇り」を感じる人と、「羞恥」を感じる人がいる。
「べべのun deux trois」>ふわふわのファーファッション。
日本では、毛皮が「毛」や「ファー」と表されており、毛皮の品質表示には「ラクーン(アライグマ)」や「シール(アザラシ)」のように日本人が聞き慣れない言葉で表記されているため、毛皮が動物たちの皮でできているということに気付ける機会がありません。そんな中で、最近は、犬や猫の毛皮も出回っています。
犬や猫の皮を剥いで作った毛皮は「ドッグ(犬)」や「キャット(猫)」と表記されず、別の動物たちの名前に書き換えられて販売されています。これは、知らない内に、犬や猫が大好きな人たちが、犬や猫の命を奪った毛皮を購入して、身に付けていることもあるということです。
「Mac + Veg - Blog」から引用
名前が違うことで、真実とは違うイメージを抱くことはあるだろう。
「ファー」と言われるとフワフワしてかわいいのだろうが、「生きたままの犬から剥いだ皮と毛」と表示され、しかも皮を剥がれた動物まで展示してあればほとんど誰も買わないだろう。
かわいいと喜んでファーを着ている人は、生きたまま剥がれる動物を見て何を思うだろう。