株式会社豆太 代表取締役 岡内宏樹さん

kawauso9992008-05-29

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。「HOKKAIDO株という植物性乳酸菌があるんですよ。北海道立食品加工センターと共同研究で、豆乳を発酵させて、豆乳でつくるヨーグルトというんでしょうか、そんなものが出来たんです」。十勝産の大豆でつくる豆腐で人気の豆太が「ベジグルト」と呼ばれる豆乳醗酵食品を開発し販売している。
 北海道立食品加工センターとの共同研究内容は、北海道知的財産活用システムのサイトで公開されている。

 「研究者の方がね、ヨーグルトのブルガリア菌みたいに、北海道の名前が世界に広まるといいなあって、自分や研究所の名前でなくて、北海道ってつけたってことに心打たれました」。
 雪印種苗株式会社で販売している濃厚飼料に混ぜたHOKKAIDO株の効果で、子牛の成長率が飛躍的に上がったという。

 もともと、日本、そしてこの北海道には、乳酸発酵を活用する歴史がある。漬け物だ。まさに、植物性の乳酸発酵は私たちの食文化に根付いたものであった。この植物性乳酸菌の発見は、岩見沢の古い農家の納屋だったという。百年続く名家の納屋の漬け物は、近所でもおいしいと評判だった。この評判をたよりに、道の研究者が訪ねた。この納屋には、純化したHOKKAIDO株しか存在していなかったのだという。

 岡内さんは、少し高揚しながら話を続ける。豆乳でつくる「ヨーグルト」が確立してくれば「チーズ」や「発酵バター」も作ることができる。アレルギー、宗教、カロリーとか、いろんな理由で、乳製品を食べられなかった人たちに、乳製品に勝るとも劣らない効果のある食品を届けられる。同時に北海道の大豆の付加価値を上げられる。

 「豆太の会社が続く限り、僕は植物性乳酸菌で少しでもおいしい『乳製品』をつくる努力をします」と笑った。


(2008年5月19日・杉山幹夫)


豆太が続く限り植物性乳酸菌で努力してくれるらしい。
豆乳のヨーグルトが確立すれば、チーズやバターもできるかもしれないらしい。

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豆乳ヨーグルトのつくりかた ⇒http://d.hatena.ne.jp/kawauso999/20070921