サルサうどん

kawauso9992007-10-06

うどんを食べるときは汁を少なく盛る。
どうせ残すのだったら初めから入れないほうがいいから。


そうすると、うどんは汁たっぷりでなければいけない、という既成概念から抜け出していないひとにとっては、汁の少ないうどんに納得できない部分が多いらしい。どうせ残すのに、と僕は思う。


そこで、そういう人(家族内)向けに、上にサルサソースを乗せてあげた。全体を混ぜるとほんのり辛く、これはこれでありかもしれない。
うどんツユにはあるまじきコクの深さでむしろラーメンスープ的な味わいに、視覚的にもラーメンドンブリとレンゲの使用で、既成概念の発揮を未然に防いでみた。

新たに何かを生み出そうとするとこれまでの殻を打ち破らなければならない、とそんなようなヘッセの書いた本に感銘を受けた若い頃を思い出した。
たかがうどんではあるけれど、日本中で年間に垂れ流されるうどんの残り汁の膨大な量であろうことを思うと、やはりここに小さな一歩を踏み出してみようと思ったり思わなかったり。



てづくりサルサソース ⇒http://d.hatena.ne.jp/kawauso999/20070927
うどん類 ⇒http://d.hatena.ne.jp/kawauso999/20080309