子供との約束

kawauso9992006-11-08

姪の誕生日会があった。

姪の母は子供の希望を受けて、ウサギちゃんつきのケーキを買う約束をしたらしい。

でも、仕事が忙しかったので、代わりに姪の祖母がケーキ(非ベジ)を買ってきた。

そのロールケーキにはウサギがのっていなかった。

僕は、さあこれからケーキ、という時にそれを聞いた。

僕がもし約束をした当事者であれば、すぐに洋菓子屋に買いに走ったと思う。子供との約束は出来る限り守る努力をするべきだと思う。

でもそこにいたどの大人も、ウサギのことをそれほど大切には感じていないようだった。

ウサギは無くてもいい。あってもなくてもケーキはケーキだから、という主張には同感。まったくもってその通り。
でも、約束を守る姿勢を子供に見せるのが親の務めだと思う。

そんなわけで、食べられるウサギ(非ベジ。牛乳を使っていないパンは簡単に買えるので、ベジ・アレルギー対応ウサギも簡単につくれると思う)を急いでつくってみた。

5分で、そこにあるものだけで仕上げたにしては良い出来だった。

姪の心に、母親が約束を守る努力をしなかった記憶が残らなくって本当に良かったと思う。


ウサギちゃん、大きい画像 ⇒ http://f.hatena.ne.jp/kawauso999/20061101191929




これを見ていた僕の子達は、自分達の誕生日にクマさんケーキを所望した。
誕生日にプレゼントを渡すのは本意で無いけれど、クマさんケーキを約束してみた。

僕以外の家族の頭の中では、誕生日=ケーキという奇妙な習慣がこびりついているので、たぶんケーキを買ってくる気が満々のはず。
でも、子供にとって大切な日に、買ったケーキなんて食べさせたくない。
4年ほど前の誕生日にも同じことを考えて、自作してみたけれど、長芋の生クリームは特に大人に不評だったので、その後は誕生日のケーキつくりを禁止されてしまった。

今年の僕は違う。めいらくの豆乳ホイップがあれば、ケーキなんて簡単なはず。
今回のウサギの出来が良かったことで、大人たちの信頼を再び得ることが出来たはずなので、ケーキ作りを始める僕を説得して 「お金あげるからケーキを買ってあげなさい、こどもに美味しいケーキを食べさせてあげなさい、アンタつくるのはやめなさい」 という妨害はもうないだろう。



熊の顔のケーキをめざしたけれどネズミになってしまったが、熊と言い張って子供にも熊ケーキと呼ばせたケーキ ⇒ http://d.hatena.ne.jp/kawauso999/20061122



ビスケットケーキ http://d.hatena.ne.jp/kawauso999/20060821
シフォンケーキ  http://d.hatena.ne.jp/kawauso999/20060615
クレープ http://d.hatena.ne.jp/kawauso999/20060709
パフェ  http://d.hatena.ne.jp/kawauso999/20060708