地下水汚染源か、高濃度トリチウムも検出


呑気に、この食べ物には肉が入っているから食べない、などとブログで書いているけれど、今の福島で冷却に失敗したりすれば、そんなうわ言を書いていたのが懐かしくなるような大汚染が発生する、ということもあり得る。

1キロあたり74万ベクレルの魚が発見されて驚いたが、東電は人体に影響は無いと言っていたし、汚染水漏れも否定していた。

このような状況であるのに、「食べて応援」と汚染を日本中に拡大する善意の運動が依然ある。応援はしたいが拡げてはいけない、と思う。


福島第1原発低濃度汚染水、海に放出1万1500トン人体に影響はない(札幌で菜食)

  • 地下水汚染源か、高濃度トリチウムも検出(YOMIURI ONLINE)

http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20130728-OYT1T00570.htm?from=ylist

 福島第一原子力発電所の地下水汚染問題で、東京電力は28日、電源ケーブル用トンネル内にたまっていた水から、放射性物質トリチウム三重水素)が1リットルあたり870万ベクレル検出されたと発表した。

 法定許容限度(同6万ベクレル)の145倍

 同じ水からは、同23億5000万ベクレルに上る放射性セシウムが検出されており、事故が発生した2年前に、海や地中へ漏れた高濃度汚染水の残りとみられる。東電は、この汚染水が現在もトンネル外へ漏れ、地下水を汚染している可能性もあるとみて、今後、トンネルから水を抜く処理などを行う。

(2013年7月28日18時49分 読売新聞)

  • 福島第一、電源ケーブルトンネルに高濃度汚染水(YOMIURI ONLINE)

http://www.yomiuri.co.jp/feature/20110316-866921/news/20130727-OYT1T00489.htm?from=blist

福島第一原子力発電所で汚染された地下水が海へ流出している問題で、東京電力は27日、汚染源とみている電源ケーブル用トンネル内の汚染水から、1リットルあたり23億5000万ベクレルの放射性セシウムを検出したと発表した。

 このトンネルは2号機タービン建屋の東側にあり、事故直後の2011年4月には同36億ベクレルのセシウムが検出されている。東電は、高濃度汚染水が今もトンネル内に残り、下の砕石層へ染み出して地下水に流れ込んでいると推定。今後、汚染水を抜き出し、砕石層を固める工事を行う。

(2013年7月27日13時28分 読売新聞)

http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20130728-OYT1T00052.htm?from=popin

東京電力は、福島第一原子力発電所の地下水の汚染源を特定するため、1リットルあたり23億ベクレル放射性セシウムを含む高濃度汚染水が確認された電源ケーブル用トンネルの近くに、新たな井戸を掘ることを決めた。

 トンネルは、2号機のタービン建屋から海側へ延びる。27日に高濃度汚染水が確認された場所は、建屋に近い部分。その近くの井戸では最近、地下水から高濃度の放射性物質が検出されている。

 東電はトンネルの継ぎ目などから汚染水が徐々に染みだし、その下の砕石層を通じて拡散している可能性があると推定している。

 一方、これより海に近い井戸では、さらに高濃度の地下水汚染が観測されている。そのそばにあるトンネルの出口付近では2011年4月、同36億ベクレルのセシウムを含む汚染水が地中や海に漏れたことがあり、それが時間をかけて拡散したものと考えられている。

(2013年7月28日14時25分 読売新聞)

  • 汚染水流出、公表3日前には認識…東電社長(YOMIURI ONLINE)

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20130727-OYT1T00238.htm?from=popin

東京電力福島第一原子力発電所の汚染水流出問題で、東電の広瀬直己社長は26日の記者会見で、公表3日前の今月19日に自身が事実関係を認識していたことを明らかにした。

 それ以前にも、海への流出の可能性を公表する機会が計3回あったとも述べた。

 公表遅れの責任をとるため、広瀬社長と相沢善吾副社長を減給10%(1か月)、広報担当の執行役員ら3人も減給や厳重注意とした。

 広瀬社長は26日の記者会見で、「震災以降の教訓や経験をしっかり学んで対応できたか、ということであれば、できていない。痛恨の極みだ」と謝罪した。

 広瀬社長によると、社長も交えた今月19日の社内協議で、出そろったデータをもとに流出を確認し、速やかに公表する方針も決めた。しかし、風評被害への配慮から漁業関係者への説明を優先し、20〜21日は公表用の資料を作成した。

 その他にも、〈1〉地下水汚染が判明した6月19日〈2〉別の井戸でも判明した6月29日と今月8日〈3〉この問題の社内会議が開かれた今月9日――の3回の機会があった。広瀬社長は会見で、「リスクを積極的に伝えるより、データ、根拠がはっきりするまで待つべきだと考えた」と釈明した。

(2013年7月27日07時33分 読売新聞)

  • 東電・広瀬社長ら減給10%…汚染水流出で(YOMIURI ONLINE)

http://www.yomiuri.co.jp/feature/20110316-866921/news/20130726-OYT1T00659.htm?from=blist

東京電力は26日、福島第一原子力発電所の汚染水が海に流出した問題で、広瀬直己社長と相沢善吾副社長を、減給10%(1か月)とする社内処分を発表した。

 併せて、「昨年6月の報告書で詳細に報告され、リスクのあることを知りながら、汚染水の対応については、具体的な対策検討が不十分であった」などとする報告書も発表した。

 広瀬社長は、原発事業の改革を監視する第三者委員会に出席し、「公表の判断をめぐり、大変な遅れがあった」と謝罪した。判断に用いるデータなど、社内の情報共有が不十分だったことを認めたものだ。今後、会社側の情報開示の姿勢を第三者委で監視するなどの改善策を講じる方針だ。

 会合では、原子力改革監視委員会のデール・クライン委員長(米原子力規制委員会元委員長)が「汚染水の問題が、これまで積み上げてきた進歩を一歩後退させることになりかねない。意思決定に加え、十分な情報提供をしていないように思われる」と批判した。

(2013年7月26日13時42分 読売新聞)

  • 指導監督を徹底…高濃度汚染水流出で東電謝罪(YOMIURI ONLINE)

http://www.yomiuri.co.jp/feature/20110316-866921/news/20130725-OYT1T01118.htm?from=blist

東京電力福島第一原子力発電所で高濃度汚染水が港湾に流出した上、確認が遅れた問題で、東電福島復興本社の石崎芳行代表(東電副社長)は25日、定例記者会見で「漁業者始め、県民、社会に心配をかけてしまい、申し訳ない」と謝罪した。

 石崎代表は「まずは漏えいを止めるのが喫緊の課題」と述べ、護岸の地盤改良工事を急ぐ方針を強調。さらに、追加して山側の一部も地盤改良工事を行って漏えい場所を囲い込み、雨水の浸入防止に砕石を敷いてアスファルト舗装を行うとした。

 石崎代表は「こういう事態が社会でどう受け止められるかという思いが、まだまだ足りない。もう一度社内で(指導監督を)徹底したい」と述べた。

(2013年7月25日20時46分 読売新聞)


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