良いビールと悪いビール

肉も魚も牛乳も卵も食べないでいると、「あれ?お酒は飲むの?」と聞かれることがある。
材料に動物が使われていなければ飲むと答えると、納得してもらえる。(骨炭はあまり気にしていない)

飲食物を買う時には必ず原材料を確認するのだけれど、なんでこの食べ物にこんなものを混ぜるんだ?、と企業の良識を疑ってしまうことが多い。
多くの日本人はあまり食べ物の原材料を気にしないし、企業もそれに乗じて酷い食品を垂れ流すようにつくって売っている。
例えば安くてまずいウドンには酸味料が混ぜられているし、最近は蕎麦にも卵やら何やらが使われていることもある。団子には白子が練り込まれ、菓子やレトルトなど加工食品には「アミノ酸」がやたらと使われる。

混ぜ物醤油についてはhttp://d.hatena.ne.jp/kawauso999/20070315に書いた。
我が家では、ビールも材料を見て購入している。
麦芽とホップ以外の材料が書かれた偽ビールは買わない・・・・と言うと、「お金あるんだね。うちは発泡酒だよ。」と言われる。飲む本数を減らしているので、かかるお金はかわらない。


「ビール純令法」という法律がドイツにはあるという。

ウィキペディア」>「ビール純粋令」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%93%E3%83%BC%E3%83%AB%E7%B4%94%E7%B2%8B%E4%BB%A4

ビール純粋令(ビールじゅんすいれい)とは、1516年4月23日にバイエルン公ヴィルヘルム4世が制定した法。「ビールは、麦芽・ホップ・水・酵母のみを原料とする」という内容の一文で知られる。現在でも有効な食品に関連する法律としては世界最古とされている

ビール純粋令公布前のバイエルンでは、原料コストを削減したことによる味の劣化を補うことや、味を高いアルコール度数でごまかすために、人体に悪影響を与える原料も平気で使っていた。その対策として、各地で醸造指令が出されていた。

各地の醸造指令は時と共に都市周辺も適用範囲となり、バイエルン公国全土を対象とした1516年のビール純粋令につながっていった。