ムンバイで食べたもの(ビーガン)

http://d.hatena.ne.jp/kawauso999/20111118 の続き

朝食に店を探したが、大衆向けのお店は閉まっていて、西洋人旅行者が好みそうなカフェ風の店が何件か開いていただけだった。このあたりに住んだり働きにきたりしている地元インド人も生活スタイルが洋風化しているのかもしれない。朝は家か家の近くで食べてくる人が多いのか。

ベジタリアン向けのメニューは何もなく、僕は紅茶だけ、娘は肉とパンを食べた。「肉は肉で好きだし、ベジタリアン料理もそれはそれでおいしい」ので、両方食べられるから父親がベジタリアンでも嫌じゃないらしい。

宿を移るためにバスで移動すると、やはりローカルなみせはたくさんあって、朝食のインド人で賑わっている。旅行するなら観光者が少ない場所の方が楽しい。
観光客がすくない場所では普通、英語が通じなくて不便なのだけれど、ここインドでは英語を話す人が多いので言葉でも困ることはあまり多くない。

英語が通じないときのために、友人に書いておいて貰ったメモの出番も少なかった。

「アンダー、ドゥット、ギー、マットダルナー」と読むんだと教えられた。
インド旅行に行くVeganは、この写真を印刷して持っていくといいかもしれない。マラヤラムバージョンも書いてもらったので、南インドに行くVeganからリクエストがあればお裾分けします。
ベジタリアンとビーガンは、日本でもカードを使うと便利。



写真が小さくて読めないかもしれないけれど、牛乳Okのベジタリアンであれば全く不便が無い、ベジタリアン料理がたくさん並んでいる。
しかし聞いてみるとやはり全てのベジ料理に牛乳が使われているとのこと。ギーを抜いてつくれるものは3種類だけだった。


アルマターとジラライスを頼んだ。
今度は娘がジュースだけのんで、僕が食べる。

アルマターが24ルピーで、ジラライスが30ルピー。
それに対してリンゴジュースが70ルピーというアンバランス。インドのご飯は安くておいしい。




ジャイナ教の寺院に初めて入った。仏教より厳格な不殺生戒があると聞いていたので、ビーガンと共通するところがあるのではと期待していたのだけれど、寺院内の燭台の油にはギーが使われていた。
ジェインテンプル(ジャイナ今日の寺)周辺には食べ物屋さんが見当たらなかったので、とりあえず適当に歩いてみた。



路上の野菜売り



サドゥグルと書いてある垂れ幕。これまで見てきた汚いサドゥと違って清潔で澄んだ目に驚いて写真を撮った。
http://www.ishafoundation.org/Mumbai←これのようだ。ちょっと興味がある。ヨガ習いたい。



街角のココナツ屋さん。マレーシアのココナツ屋さんはシロップを入れるけれど、インドでは入れない。入れない方がおいしい。しかし、このあいしさはあまり日本人受けせず、青臭いと言って嫌う人が多い。おいしいのに・・。



牛を連れた買い物帰り風のおばさん。どういう状況かは不明。頭に荷物を乗せるのもまたインドっぽい。



道路と海岸の間の隙間に、誰かが住んでいるようだった。海岸に住むのはなかなか風流かもしれない。漂着物収集などもできて実用性もあるだろう。湾だから大波もあまり心配ないだろうし。



お金持ちの団体が慈善事業、動物愛護として鳩のための場所を設けて餌を与えているようだった。
「こんなことするならストリートチルドレンに食べさせてあげればいいのに・・・・」と娘が呟いた。




しばらく歩いたがなかなかお店が無く、やっと一店みつかった。小さいけれどきれいで高そうなお店。小さく汚い庶民の店を好む僕とは対照的に、娘はきれいなお店を好む。当然か。

朝のお店は一皿24ルピーだったけれど、この店では100ルピー台だった。
115ルピーの「Veg Kholapuri」を選んだ。


深皿に盛られてきて、平らな皿に盛り分けてくれる。
おいしかったが辛く、「辛い」としか味を思い出せない。「辛くておいしかった」という小学生みたいな感想になってしまう。
http://www3.coara.or.jp/REPORT/2003/09/curry/gekikara/sagar/sagar.html によると、インドのコーラプリという地域で食べられる激辛カレーらしい。
さらに検索してレシピをみつけた。いつかつくろう。
「Jaya's recipes」> 「Dhal fry and Vegetable Kohlapuri」 http://www.umakitchen.com/2011/08/dhal-fry-and-vegetable-kohlapuri.html


食後のフェンネル、と爪楊枝。この形の爪楊枝って日本発祥じゃないのかな?




歩いてすぐのところに、ガンジーがムンバイで住んでいた家があった。ガンディージーベジタリアンだった。