「料理をおいしくしようと思い・・・」 豆乳料理に牛乳を投入 児童1人が食物アレルギーで入院 調理員処分


特設ニュースちゃんねる http://www.tokusetsu-news.com/entry.php/1229

松戸市の小学校で、給食の調理員2人が豆乳を使う料理に勝手に牛乳を混ぜ、児童1人が食物アレルギーを起こして入院していたことがわかりました。

松戸市によりますと、ことし1月下旬、市内の小学校で、給食に出す豆乳を使うスープスパゲッティを調理する際、いずれも女性の59歳の主任調理員と42歳の調理員の2人が、学校や栄養士に相談せずに牛乳を勝手に混ぜたということです。

この給食を食べた牛乳アレルギーがある低学年の男子児童1人が呼吸困難などの食物アレルギーを起こし病院に救急搬送されました。児童はひと晩入院しその後、回復したということです。

調理員2人はこの児童に牛乳アレルギーがあることを学校側から説明されていましたが、「料理をおいしくしようと思い、忘れてしまった」と話しているということです。

児童は給食にアレルギーの原因となる材料が使われている日は、自宅から弁当を持参していたということです。

松戸市は主任調理員を減給2か月、10分の1、調理員を戒告の懲戒処分にしました。

松戸市教育委員会では、「公務員として自覚に欠けた行為であり、今後、全職員に指導を徹底していきたい」としています。
http://www.nhk.or.jp/lnews/chiba/1083111132.html