肉なし月曜日

http://d.hatena.ne.jp/kawauso999/20091031にて、ミートフリーマンデイの動画を紹介した。



東京ヴィーガンズ・クラブ(http://vegan.japanteam.net/)では、その週一ヴィーガン運動が世界に広がっていると紹介されている。
個別の記事のURLが見当たらなかったので、転載させていただく。

祝!世界初の"肉食禁止令"!ベルギーの都市が週1ベジーデイ導入
ベルギーのゲント市が、週1日、毎週木曜日を“ベジー・デイ”(Vegetarian Thursday)に制定し、全ての公共機関、学校で肉の消費を禁止すると宣言しました!
学校での実施は9月からになるそうですが、他の公共機関ではさっそく開始され、BBCで現地の様子が報道されてました。

ベルギーは美食の国、もともと大の肉好きのベルギー人だけに、かなり思い切った決断と言われています。しかしこのゲント市、趣のある観光都市でもあり、レストランの数も相当数ですが、一人当たりのベジタリアンレストランの数は、パリ、ロンドン、ベルリンよりも多いそうです。市民の人々も不満の声どころか、かなり楽しんで満足している様子でした。環境だけでなく、何しろヘルシーだし、お財布も助かる、そしてベジタリアン・ディッシュも結構おいしいということで。

現地のEVAという環境・ベジタリアン団体がかなり働きかけたそうです。すでにベルギーの他都市も追随の検討に入っているそうです。ロンドンやアメリカにも影響を与えそうですね。 (2009.5.21)

国連から始まった週1ベジーデイ
ベルギーのゲント市が毎週木曜日を“ベジタリアン・サーズデイ(菜食の木曜日)”に制定して間もなく、 今度はロンドンで、ポール・マッカートニー氏を中心に、“ミート・フリー・マンデー(肉なし月曜日)”のキャンペーンが始動されました。
ベルギーでは、ゲント市に続いてハッセルト市がベジーデイ導入の検討に入っていますし、肉なしマンデーの習慣は、アメリカやオーストラリアではすでに始まっています。
そもそもこの週1ベジーデイという発想、2008年の国連の提唱から始まったのです。地球温暖化を抑止するには、人々がそれぞれ最低週1日は肉食をやめなければならないと。デブア国連気候変動枠組み条約事務局長はさらに、「最善の策は、全ての人がベジタリアンになること」("The best solution would be for us all to become vegetarians")とコメント。

未来の子供たちのこと、飢餓で苦しむ人々、そして動物たちの苦しみを考えたら、週に1日だけ菜食で過ごすくらい誰でもできますよね。 日本では外食産業はまだまだ追いつかなくても、家庭でなら簡単です。みなさんも少しずつ始めていきましょう! (2009.6.19)

世界に広がるMFM (肉なし月曜日)運動、オランダも、プーマも開始、WWFは週4菜食を提案!
ベルギーで始まったベジタリアン・サーズデイ(菜食の木曜日)、ロンドンで始まったMFM(Meat Free Monday=肉なし月曜日)運動は、ヨーロッパ、アメリカ、そしてアジアにも影響を与えているようです。

まずオランダが週一ベジーデイを支持し、政府は肉消費削減と温暖化対策で6百万ユーロの拠出を発表、そして王室も週1日は肉食しないこと、晩餐会で2度とフォアグラを出さないことを宣言しました。

ドイツのスポーツブランド、プーマもMFMを取り入れ、月曜日は社内食堂がベジタリアンになり、社員全員に肉を食べないよう呼び掛けました。

本国イギリスでも、大学の学食がMFMを取り入れ始めています。
アメリカではブラジルのサンパウロがMFMに倣って週一ベジーデイ運動を開始。
アジアでは台湾で MeatFree.org が発足。温暖化のためにも最低週一で菜食を呼び掛けています。中国やインドでもこうした動きが始まっています。
一方WWFは週一と言わず、肉食は週3日まで(=週4日は菜食)にすべきだと主張しています。

国連も提唱する地球温暖化を抑止する「最善の策は、全ての人がベジタリアンになること」です。日本は相変わらずマスコミが一切報道しようとしませんが、この事実を1人でも多くの人に知らせて菜食を広めましょう! (2009.12.23)

ドイツでも菜食都市出現!ブレーメン市が週1ベジーデー導入!
昨年5月、ベルギーのゲント市が「菜食の木曜日」を導入したことに続き、今度はドイツのブレーメン市が、同じく「菜食の木曜日」の導入を決定しました。将来的に、幼稚園から大学までの各種学校と老人ホーム、官公庁の食堂から個々のレストランにいたるまで、木曜日は菜食メニューのみを提供することになる予定だそうです。

ブレーメン市の人口は55万人。全ての市民が週一日肉食をやめると、自動車4万台分のCO2削減効果があるそうです。そして年間1億5千7百万匹の動物が屠殺されずに済むそうです。 (2010.2.1)

ベルギー第2、第3の菜食都市、続々誕生へ!
昨年5月にベルギーのゲント市が“菜食の木曜日”を導入し、全ての公共機関、学校で肉食を禁止したことに倣い、10月にハッセルト市が“菜食の木曜日”を導入しました。
市は、全市民の4万家庭に無料で菜食レシピ本を配布し、オープニングの祭典では500人分の菜食料理を用意しました。参加した市民は、「最低週一日はお肉を食べません」という宣言書に署名をしたそうです。
またメヘレン市も、“菜食の木曜日”の導入に踏み切るようです。
ベルギー第2の都市アントワープも、このベジーデイ運動に加わる予定と聞いています。そして首都ブリュッセルでも計画が進行中なのだそう!(2010.2.13)

ハーバードとMITを擁するケンブリッジ市が菜食都市へ!
マサチューセッツ州ケンブリッジ市で気候変動緊急事態対策会議が開かれ、市議会へ提出する提案書に、「菜食の月曜日」はもちろん、ベジタリアニズムとヴィーガニズムを推進することは重要な対策の一つとして盛り込まれました。
特に「菜食の月曜日」は肉なしまたはヴィーガンにし、個人の選択にはせず、学校やレストランに義務付けること、市議会の食事から一切肉をなくすことなど提案。
昨年7月、チャールズ皇太子が「あと8年で地球は取り返しのつかないことになる」と警告したことを受け、シモンズ市長は、「もう時間がない、温暖化対策で世界のリーダーたちが出遅れているため、ケンブリッジ市が手本となりリードしなければならない。」とコメントしています。
時間がないという意味では、国連も「最善の策は、全ての人がベジタリアンになること」と、ずいぶん前から警告しています。これをお読みになっている肉食の方、ぜひ少しずつでも菜食を始めてください!(2010.2.13)

ニューヨークも『肉なし月曜日』導入へ
先月、ニューヨークのマンハッタン区長が、市内の全公立学校で『肉なし月曜日』を導入するよう提案しました。いくつかの学校ではすでに導入が始まっています。
アメリカは、ジョンズ・ホプキンズ大学のブルームバーグ公衆衛生大学院という、医学系の最難関校が、国連の警鐘よりも早く、健康のために『肉なし月曜日』プロジェクトを開始したのですが、今では健康だけでなく、地球環境、そして動物のためという倫理的理由も掲げています。全米にこのプロジェクトを浸透させ、当面の目標として肉消費15%減を目指しています。
バルチモア市では、すでに全公立学校でこのプログラムを取り入れていますが、月曜日の菜食ランチが最も人気のメニューになっているそうです。 (2010.3.14)

スペイン語圏各地でも、25周年となる『世界肉なしの日』イベントが開催!
3月20日は、カナダでも『肉なし月曜日』の公式導入が発表されましたが、この日は今から25年前の1985年、『ミートアウト・デー』として初めて米国でイベント開催され、今では世界中で祭典が催されるベジーデーとなりました。そしてスペインと南米のスペイン語圏各地でも『ディア・ムンディアル・シン・カルネ(世界肉なしの日)』イベントが開催されました。

ベルギー&ドイツが『菜食の木曜日』、他のヨーロッパが『ミートフリーマンデー(肉なし月曜日)』、アメリカは同じ月曜日でも『ミートレス・マンデー』『ミートアウト・マンデー』、スペインにもベジタリアンは増えているらしいのに、キャッチできてなかったのですが、ここはエスパニョール・ネットワークで、『ディア・シン・カルネ(肉なし日)』だったのですね。

スペインはマドリッドバルセロナなど9都市、南米は、メキシコ、ベネズエラ、アルゼンチン、チリ、コロンビア、エクアドルの各地全20都市でイベントが開催され、映画上映やピクニック、ストリートパフォーマンスなどが行われました。下のビデオは昨年アルゼンチンの様子ですが、やっぱり派手で音楽が楽しい!なぜかブラジリアン・サンバ、リーフレットも踊りながら渡してしまうなんて、さすがラテンですねえ!(これって何のイベントなんでしょう!?)


(見て楽しい!アルゼンチンのストリートパフォーマンス)

(こちらはスペイン、バルセロナのストリートパフォーマンス)

ところでこの3月20日のアメリカ発信『ミートアウトデー』、南米、西洋、豪州だけでなく、ロシア、クロアチアセルビアルーマニアブルガリア、トルコ、イスラエル、インド、インドネシア、タイ、モーリシャス、そしてアフリカはエジプトからナイジェリア、南アフリカコンゴまで、本当に世界中でイベントが開催されています。中でも米国に次いで最も活動的なのは、やっぱりあのフランス!自由と勇気の国はすばらしい! (2010.3.21)

ケベック州ミシガン州、サンフランシスコが菜食都市へ
先月、ケベック州が公式に『肉なし月曜日』の導入を発表し、ケベック市とモントリオール市で記者会見が開かれました。
カナダの『肉なし』運動は、昨年秋、1人の女子大生から始まりました。彼女は、畜産が環境、特に肉の生産が水を著しく浪費することを授業で学び、友人やクラスメート、生徒の親たちに説明し、やがてカレッジ全体の運動へと発展しました。それが州として公式に導入することになるとは、まるで映画「キューティ・ブロンド2」のような感動的なエピソードですね!
イギリスのミートフリーマンデーアメリカのミートレスマンデー、ここカナダのランディ・サン・ヴィアーンド(肉なし月曜日)がそれぞれ別の地域で、同じような時期に起きていたとは、なんとも興味深いです。

そして先日、サンフランシスコでも公式に『肉なし月曜日』を導入することを発表しました。管理委員会で全会一致で決定したそうです。これは強制ではありませんが、市民、レストラン、学校などに、市民の健康と地球の健康のために、月曜日は菜食(ヴィーガン)にするよう奨励しています。すでに有名人を含め、600〜700人がプロジェクトに参加表明したそうです。

また、ミシガン州では先月20日、知事が『ミートアウト・デー(肉なし日)』宣言し、州民に月曜に限らず、常にベジタリアンな食生活をするよう呼びかけました。

尚、ここ日本では、私たちはベジーマンデー(菜食の月曜日)を推進しています。関心のある方もない方も、http://veggiemonday.japanteam.netをクリックしてみましょう!(2010.4.9)


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週一無肉運動