チベットで1000人以上拘束=中国に改善要求−アムネスティ

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【ロンドン18日時事】国際人権団体アムネスティ・インターナショナル(本部ロンドン)は18日、北京五輪聖火リレーが21日にチベット自治区で実施されるのを前に、チベット問題に関する報告書を公表した。チベットでは3月のラサ暴動に絡み1000人以上が拘束されており、大半は起訴や裁判手続きがないままだと批判している。

 さらに、外国記者の入域が厳しく制限されているチベットに、第三者が自由に出入りし人権状況を視察できるよう改善を訴えた。その上で「聖火リレーチベットが置かれた現状にいくばくかの光を照らす機会となるべきだ」と主張、世界の報道陣に広く取材を認めるよう呼び掛けた。 
[時事通信社]