口内炎

久しぶりに口内炎ができた。

こういうのは体からのサインだと考えることにしています。
口内炎が単独でいきなり発生したのではありません。
体は常にバランスをとっていて、そのバランスが崩れる原因の結果、又は過程として体に症状が現れるのです。
焼いたりステロイドを塗ったりと一時的な表面だけの対処をして口内炎が消えれば、「治った」と思ってしまいがちですが、僕はそれを「隠した」と捉える癖がついています。



口内炎はとても痛いとよく聞きますし、確かに痛い。
でも痛い痛い言ってもしかたがないので、痛みの発する声を静かな心で聴いてみるんです。
すると、主観的なイタイイタイアアイタイってのが小さくなって、客観的に冷静に、ああ、痛いんだな、と痛い事実を把握するように、感じ方が移行します。
そうするともうすっかり落ち着いて、口内炎程度であれば痛さの苦痛はほとんどなくなります。
どこか遠くにあるできごとのように、からだにある痛みを感じるのです。
打撲や骨折、歯痛などでも同じですが、あまり痛すぎると、その痛みにひっぱってひきずり落とされるように、精神が痛みのあるところに戻ってしまいます。
くすぐったさや、逆に快感にも応用できます。
精神力をより鍛えれば、もっと強い痛みをいなせるのではないかと思います。先日の虫歯(抜けた銀歯を1年以上放置していた)の痛みに耐えられずに眠れなかった僕は、まだまだ修行が足りない。
あ、でも、もらった痛み止めは結局飲まずに人にあげた。(これまでなら、痛いのは我慢するから痛み止めは要りません、と断っていたのに、今回は僕から痛み止めの処方を頼んだもの)



今回の口内炎の原因
・甘いもの食べすぎ・・・卵牛乳なしケーキ屋をみつけてためし食いの名目でたくさん食べた。チョコも毎日食べている。
・風邪気味 ・・・喉もイガイガする
・ストレス ・・・細かく面倒な作業が増えて仕事が進まない
・大食い  ・・・おいしいものが多くて自制心が効かない
・よく噛まない ・結果として胃腸に負担がかかる
・運動不足 ・・・筋肉がすっかりなくなり、血行も悪い
・水分補給不足・・仕事場の浄水器が古くなって捨てたので、喉渇きが多く、訪問先で飲むとなると出された珈琲と緑茶でこれもまた問題
・栄養の偏り ・・麺と米の炭水化物が多く、野菜が少なかったかもしれない。果物もほとんど食べていない
・睡眠不足 ・・・睡眠時間がばらばら。今夜は20時半に子供と一緒に寝て、0時半に起きて仕事をして、そして今4時にネット。



こうやって書き出してみると、病気になるためにわざとこんな生活をしているようです。
もしこれで動物の死体を食べていたら、もうとっくに何かの病気で苦しんでいたかもしれない。
口内炎ができてくれてよかった。




明日からの対策
・風邪を治す ・・・ニンニクと生姜と梅肉と発汗でなおしてしまおう
・ストレス  ・・・合間にこれは休憩、と意識した休憩を入れて、旨いハーブ茶でも飲もう
・大食い&咀嚼 ・・ゆっくりよく噛んで食べることを家族に宣言して監視してもらおう
・栄養    ・・・ビタミンB不足が考えられるので、カリフラワーでも買ってこよう。納豆とアボカドで手巻きもしよう。うどんよりも蕎麦を選ぶようにしよう。
・水分補給  ・・・ハーブ茶を積極的に飲むのと、浄水器を通した水を持ち歩こう
・外用薬   ・・・枇杷の葉の焼酎浸けを塗ろう
・内服薬   ・・・干して保存してあるコモンマロウを飲もう。粘膜を保護するので胃に良いはず
・運動    ・・・寝る前の素振りと朝の柔軟を日課に復帰させよう
・睡眠    ・・・寝る時間を増やす


ぜんぶ守れたら、口内炎なんてすぐに消えてしまうのは知っている。
問題は、怠惰に慣れたこの心が上で決めた条件を守る可能性が低いことか。