純正って?
純正ということば、yahoo辞書には、「純粋で正しいこと。まじりけがなく、本来のものであること。また、そのさま。」とある。
母が、「いい醤油が安かったから買ってきたよ」と、醤油を持ってきてくれた。
ラベルには、「純正醤油」と、大きく表記してあった。
純正醤油、という商品名なのだろう。
菜食の息子に良いものをみつけたからと持ってきてくれる優しい母だ。
無添加無農薬有機オーガニックなどが大好きな彼女は、その商品名を信じて買ってきたに違いない。
「この醤油、どこがどう純正なんだろう? 原材料に、発酵調味料、加糖ぶどう糖液糖、調味料(アミノ酸等)、ビタミンB1って書いてあるよ?」
という素朴な問いかけにはっと気付いた母は、その一升瓶を持って帰った。
ホイホイ信じて騙されやすい人だ。
僕にくれる予定だった分と自分の分との計2本、彼女の家ではしばらくアミノ酸を混ぜた料理を食べ続けている。
この醤油を純正と称して売る人たちには、いったいどんな義があるのだろうか?
僕が知らないだけで彼らなりの真っ当な理屈があるのかもしれないし、そうでないかもしれない。
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うそ臭い純正
真実味のある純正
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桜井食品株式会社の「純正ラーメン」は、かんすいとアミノ酸と動物性原材料を不純物と考えているからこの名前にしたのだろう。桜井食品のこの理念には納得できる。
http://d.hatena.ne.jp/kawauso999/20070119
嘘ではなく純正なのであろう、「株式会社純正食品マルシマ」の純正醤油 【原材料】大豆(遺伝子組換えでない)、小麦、食塩
⇒ http://www.soukai.com/P467037/p.html
⇒ http://www.junmaru.co.jp/index.htm
「てくてくねっと 読み物」に、醤油についての解説あり。なるほど
⇒ http://www.lohasworld.jp/yomimono/soysauce.html
あなたの家の醤油は、どんな醤油でしょうか?