おもてなし昼食(母作)

母が友達やそのツテで来る人たちに供する昼食は、だいたいベジタリアン仕様。
もともと「自然食」を意識してきた母は、息子がVegan食しか食べなくなったことで、文句を言いながらもVegan食の腕を磨いてきた。
お客さんたちのほとんどは肉も魚も平気で食べているひとたちだけれど、みんな、母の自然食(ほぼVegan食)に大満足して帰っていく。

しかし父は、そんなごちそうを前にしても、俺の食べるものがない、と言ってラーメンやら寿司やらを食べに外出してしまう。